お子さんの卒業式に参列する保護者の服装といえば、黒や暗めな色のフォーマルなスーツが一般的です。
ただ、意外と悩みがちなのが卒業式で履くストッキングの色。
- 黒のストッキングはマナー的にどうかな?
- やっぱりベージュのストッキングが無難?
- 会場は寒いしタイツはありかな?
卒業式シーズンが近づくにつれ、上記のような疑問が出てきますよね。
そこでこの記事では、卒業式で履くストッキングの色は何色がいいのか、黒いストッキングやタイツはマナー違反にあたるのか、ということについてお伝えしていきます。
お子さんの卒業式でマナー違反と思われないためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
卒業式のストッキングの色は何色?黒でもいいの?

卒業式で着るスーツは黒や濃紺、グレーなどの暗めな色が一般的ですよね。
それでは、卒業式のスーツに合わせるストッキングの色は何が適切なのでしょうか。
結論からお伝えすると、卒業式で履くストッキングの色は”ベージュ”がベストです。
意外と”黒色でも大丈夫”と思っている方がいるのですが、黒いフォーマルスーツに黒のストッキングを合わせてしまうとお葬式のときのような格好になってしまいます。
そのため、お子さんの卒業式という晴れ舞台で黒のストッキングを着用するのは避けるようにしましょう。
セレモニーでの着こなしとしては、以下の組み合わせが理想的です。
上記の3点を押さえておけば、自然とマナーを守った服装になりますよ。
ブラックフォーマル以外の暗めな色のスーツを選んだ場合でも、基本的にはベージュのストッキングを選ぶのがマナーとして無難な選択です。

卒業式にタイツはマナー違反?

卒業式の季節は寒いこともあり、防寒対策としてタイツを思い浮かべがちです。
しかし卒業式は格式の高い式典なので、カジュアルな印象を与えるタイツの着用はマナー違反にあたります。
フォーマルな場では”足元はストッキング”が大前提であり基本なので、素足やタイツは避けるべきです。
ただし、寒い地域などではタイツが一般的な場合もあるので、事前に確認しておくといいかもしれませんね。
また、黒タイツの上にベージュのストッキングを履くことはマナーとして違反ではないものの、そのことを知らない方に不思議な目で見られる可能性も…。
そのため、不安なようであればベージュのストッキングを選んでおくのが無難です。
ただし、妊婦さんや冷え性の方は無理して体調を崩さないように、体と相談しつつベストな方法をとってみてくださいね!
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卒業式のストッキングは柄ものでもOK?

ひとくちにストッキングといっても、柄が入ったものやラメ入りのものなど、いろいろな種類がありますよね。
おしゃれが好きな場合、卒業式に柄やラメが入ったものを履いていきたいと思うかもしれませんが、華美なストッキングを卒業式に履いていくのは基本的にマナー違反です。
卒業式の主役はお子さんなので、お子さんよりも目立つような格好は慎む必要があります。
ストッキングは派手な柄よりも、シンプルなデザインを選ぶようにするのがマナーですね。
ただ、無地のストッキングがおすすめではありますが、控えめなデザインであれば許容範囲の場合があります。
例えば、目立たない小さなワンポイントが足首の部分にあるようなストッキングなどですね。
卒業式のファッションは、格式に合った範囲でのおしゃれを心がけるようにしましょう。
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卒業式のストッキングを選ぶポイントは?

卒業式にピッタリのストッキングを選ぶためのポイントを3つ紹介します。
大事なのはサイズ、色、着圧ですよ!
ぴったりのサイズを選ぶ
ご自身の脚に合ったサイズのストッキングを選ぶようにしましょう。
ストッキングにはS、M、L、LL、S-M、JJLLなど多くのサイズがあるので、どのサイズがぴったりなのかわからないという方も少なくありません。
ストッキングのサイズは身長を選び、次にヒップサイズで調整します。
以下の表を参考に、ご自身はどのサイズになるのかチェックしてみてくださいね!
呼び方 | 身長 (cm) | ヒップ (cm) |
---|---|---|
S | 145-155 | 80-88 |
S-M | 145-160 | 80-93 |
S-L | 145-165 | 80-98 |
M | 150-160 | 85-93 |
JM | 150-160 | 95-113 |
JM-L | 150-165 | 95-113 |
JJM-L | 150-165 | 105-128 |
M-L | 150-165 | 85-98 |
L | 155-165 | 90-98 |
JL | 155-165 | 95-113 |
L-LL | 155-170 | 90-103 |
LL | 160-170 | 95-103 |
JJLL | 160-170 | 105-128 |
大きすぎるとひざにしわができ、小さすぎると伝線しやすいため、ご自身にあったサイズ選びが大切ですよ。
肌よりワントーン暗めの色を選ぶ
ベージュのストッキングといっても、オークルベージュやベビーベージュなど、さまざまなカラーがあるのでどの色を選べばいいのか悩んでしまいますよね。
卒業式に履くストッキングの色選びでおすすめなのは、脚を細く見せる効果がある”肌よりワントーン暗めなカラー”です。
肌とストッキングの色を腕の内側で比較して、ご自身にあったものを選ぶのがおすすめですよ。
着圧機能でスリムな脚に
足首から太ももまでの太さは、場所によって異なりますよね。
着圧機能付きのストッキングは、各部位に合った圧力をかけて、脚をすっきり見せる効果が期待できます。
スリムで締まった脚にみせたいときは、着圧機能付きのストッキングを選んでみてくださいね。
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卒業式のストッキングの色は何色?黒やタイツはマナー違反? まとめ
卒業式に履いていくストッキングの色は何色がいいのか、黒やタイツはマナー違反になってしまうのかお伝えしました。
卒業式では黒や暗めな色のフォーマルなスーツに、ベージュのストッキングを選ぶのがマナーです。
黒や暗めなスーツに黒いストッキングを合わせると葬儀を連想させるため、卒業式では避けるようにしましょう。
タイツはカジュアルすぎるためマナー違反とされることが多いですが、寒い地域などでは一般的とされていることもあるので、事前に確認しておくのもおすすめですよ。
ただ、黒のストッキングやタイツを選んでも卒業式への参加が拒否されることはありませんし、最終的にどの色を選ぶかは個人の判断です。
超ミニスカートやデニムでの参列は完全にマナー違反ですが、ストッキングの色が式を台無しにすることはありませんよね。
ご紹介した内容を参考に、お子さんの卒業式にふさわしいストッキングを選んでみてくださいね!