お子さんの卒業式の日はスーツや袴、ドレスなど、どの服装にしようか迷いますよね。
でも、忘れちゃいけないのが寒さ対策!
卒業式の日といえば、まだまだ寒さが厳しい時期でもあります。
そこで、大事になってくるのが防寒対策に必須とも言えるコートですよね。
でも、卒業式でコートを着たまま参列してもいいのか気になるところ…。
そこでこの記事では、卒業式でコートを着たままなのはマナー違反なのか、着脱のタイミングや防寒対策についてご紹介します!
お子さんの大切な卒業式でマナー違反と思われないためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
卒業式でコートを着たままなのはマナー違反?

結論からお伝えすると、基本的に卒業式中はコートを脱ぐのがマナーとされています。
でも、卒業式の最中になぜコートを脱がなければならないのか気になりますよね。
卒業式は学校行事の中でも特に格式が高い行事です。
校長先生はモーニングを着用した正礼装、先生方も準礼装や袴を着用して参列します。
そのため保護者も同じく、フォーマルな格好の準礼装が求められるんですね。
正装の上にコートを着ること自体はOKですが、卒業式が始まってからは厳粛さを保つためにもコートは脱ぐのが礼儀でありマナーです。
ただ、寒い日や体調によっては、コートを着たままの方が良い場合もあります。
そんな時は式の主催者や周りの状況を見て、臨機応変に対応するのがベスト!
周りの人たちと同じように行動することで、マナー違反になることも防げますよ。
卒業式の日は、卒業生やその親族の方たちが心に残る一日になるように、服装マナーも大事にしましょうね!
卒業式でコートの着脱タイミングはいつが正解?

卒業式では入場から卒業証書授与、そして退場まで、一つ一つの瞬間が特別な思い出になりますよね。
そんな大切な日に、”コートの着脱のタイミングはいつなのかな”と思うことありませんか?
実は、卒業式でのコートの着脱にもちょっとしたコツがあるんですよ。
まず、式場に入る前にコートを脱ぐのが基本のマナーです。
小学校や中学校の場合であれば体育館に入る前、大学などであればロビーやクロークでコートを脱いで預けましょう。
これは正装をきちんと見せるため、そして周りの人に迷惑をかけないためのマナーなんです。
また、式が終わった後のコートの着方も大切です。
式が終わったら、みんなで記念撮影したいですよね。
そんな時のためにも、コートはすぐに着用せずに脱いでおきたいものです。
ただし。記念撮影などが終わり外に出る時は、しっかりコートを着て風邪をひかないようにしましょう。
卒業式の日はバタバタすることも多いですが、コートの着脱に少し気を配ることで、周りの人やご自身もよりスムーズで快適な一日を過ごせますよ。
卒業式での寒さ対策の方法は?

卒業式はお子さんにとっての大事な晴れ舞台、大切な行事の1つですが、寒さに悩まされることもあります。
式に集中するためにも、寒さを和らげる事前対策が必須になりますね。
そこで、卒業式の寒さをしのぐための効果的な防寒対策についてご紹介します!
暖かいインナーを着る
最新のインナーは機能性に優れ、薄くても暖かさはバッチリ!
ユニクロのヒートテックは極暖など、いろいろな種類がありますし、しまむらのファイバーヒートも暖かいですよね♪
今は薄手なのに暖かいインナーがたくさんあるので、重ね着しても着膨れしているようにみえません。
スカートの下にはヒート素材のショートレギンスを着用すると、身体が暖かくなり血行も良くなるので卒業式の冷え対策におすすめですよ。

使い捨てカイロで部分的に温める
寒さ対策として使い捨てカイロを使用するのもおすすめです。
背中やお腹、腰などに貼ると、ポカポカと全身が温まるのを感じますよ♪
特に足元は寒さを感じやすいため、靴した用カイロがかなり役立ちます!
ただし、長時間使うと熱くなりすぎることもあるので低温やけどには注意して使用するようにしてくださいね。

ひざ掛けやシンプルなストールを活用しよう
ひざ掛けやストールは地域や会場によって好ましくないこともあるかもしれませんが、一般的には問題のない範囲の防寒対策です。
派手な色やキャラクターデザインは避け、紺や黒、グレーなど落ち着いた色を選びましょう。
ひざ掛けはひざにだけ使い、肩にかけるのは避けるようにしましょう。
ひざ掛けを椅子の上に敷くのも暖かく、防寒対策になるのでおすすめですよ♪

パンツスーツは防寒に効果的
スカートだとストッキングのみしか着用できないので、どうしても脚元から全身が冷えがちですよね。
そんなときに思い浮かぶのが、厚めの生地のタイツになりますが、卒業式でタイツを着用するのはマナー違反となるので要注意です!
直前まで見落としがちな卒業式のストッキングマナーについては、以下の記事で詳しくご紹介しているので、気になるようであればこちらからどうぞ↓
★ 卒業式のストッキングの色は何色?黒やタイツはマナー違反?
ただ、ストッキングは薄手ですし、下半身を冷やすと全身が冷えてしまうので、そんなときはパンツスーツも防寒対策としては効果的です。
パンツスーツなら暖かいレギンスを下に履いても問題ないので、バッチリ防寒できます。
ただし、ブラックフォーマルが基本とされる地域や学校もあるので、パンツスーツを選ぶ際は事前に確認しておくと安心ですよ。
\ おしゃれでスタイリッシュにキメて防寒対策も /

卒業式でのコート着用に関するよくある質問と回答

卒業式でのコート着用について、よくある質問をピックアップして、それぞれについてお答えしますね。
Q1: 卒業式の日、コートは絶対に脱がないといけないの?
A1: 必ずしもそうではありません。寒い日や体調不良の場合は、コートを着用しても構いません。ただし、式の雰囲気を壊さないよう、きちんとしたコートを選ぶようにしましょう。
Q2: 卒業式でロングコートとショートコート、どちらが適切ですか?
A2: ロングコートとショートコートのどちらも適切ですが、ドレスや袴とのバランスを考えると、全体のスタイルに合わせやすいショートコートがおすすめです。ただし、寒い地域や天候によっては、暖かさを優先してロングコートを選ぶのも良いでしょう。
Q3: 卒業式でコートを着る場合、どのような素材が適していますか?
A3: ウールやカシミアなどの高級感のある素材がおすすめです。見た目が上品で、保温性も高いため、フォーマルな場に相応しい選択となります。合成繊維のコートも選ぶことはできますが、質感やデザインに注意してください。
Q4: 卒業式でのコートの色やデザインに決まりは?
A4: 特に決まりはありませんが、フォーマルな場にふさわしい、落ち着いた色合いのコートが無難です。派手すぎるデザインは避け、シンプルで上品なものを選ぶと良いでしょう。
Q5: 卒業式でコートを着たまま写真を撮ることはマナー違反ですか?
A5: マナー違反とまでは言えませんが、記念撮影ではできるだけコートを脱ぐのが一般的です。ただし、外気温が低い場合など、体調を優先してコートを着用するのも選択肢の1つです。
上記の卒業式でのコート着用に関するよくある質問と回答を参考に、適切なマナーでお子さんの卒業式に参列してみてくださいね!
卒業式でコートを着たままなのはマナー違反?着脱のタイミングや防寒対策も紹介 まとめ
卒業式でコートを着たままなのはマナー違反なのか、着脱のタイミングや防寒対策についてもご紹介しました。
卒業式ではコートを脱ぐのが基本的なマナーですが、妊娠中や体調不良の場合は体を冷やすことは禁物です。
そのような場合は目立つアウターは避け、フォーマルなウールコートなどを着用して防寒することを優先してくださいね。
寒さ対策として、暖かいインナーや使い捨てカイロ、ひざ掛け、ストールの使用、またパンツスーツを選ぶのもおすすめです。
卒業式でのコートの素材や色に決まったルールはありませんが、フォーマルな場にふさわしい落ち着いたデザインがおすすめですよ。
記念撮影の際にコートを着るかどうかは、その場の状況に応じて決めるようにしましょう。
適切なマナーと防寒対策で、お子さんの晴れ舞台をしっかりと見届けてあげてくださいね!