ロングライフ牛乳は賞味期限が長く、長期間安全に飲むことができる牛乳のため、最近注目が集まっています。
賞味期限が長く常温保存可能なことから、牛乳を買い忘れた時の保存飲料や、災害時の備蓄食糧として買い置くご家庭もあるようですね。
しかし、
- 賞味期限が長いということは、保存料や添加物がたくさん入った危険な飲み物なのでは…
- 開封後も賞味期限は変わらないのかな…
- 普通の牛乳より美味しくないかもしれない…
など、あまり馴染みがない飲み物のため、気になる点もありますよね。
そこで今回はロングライフ牛乳の賞味期限や保存方法、一般的な牛乳との味の違いなどについて解説していきます!
ロングライフ牛乳とは?

「ロングライフ牛乳」は文字通り、賞味期限が一般的な牛乳よりも長く、常温で保存することができる牛乳の事です。
原料の生乳は冷蔵保存の一般的な牛乳と同じものを使用しており、栄養面や成分は特に変わりありません。
ではなぜ一般的な牛乳より賞味期限が長いのかというと…
・一般的な牛乳より高い温度での殺菌
・パッケージは菌が繁殖しないようアルミニウム箔を内側に使用する
・菌が入り込まない特別な包装方法と製造過程
などの徹底した衛生管理を行う事で、無菌状態の牛乳ができ「ロングライフ」を実現しています。
保存料や添加物がたくさん入っているのでは?と思いがちですが、製造過程が異なるだけで中身は通常の牛乳と同じなんですよ!
そのためご自身はもちろん、お子様や高齢の方にも安心して飲んでいただくことができますね♪
ロングライフ牛乳の賞味期限や開封後の保存期間は?

ロングライフ牛乳は、賞味期限が長く常温保存可能な牛乳とわかりましたが、気になるのが賞味期限の長さですよね。
結論からお伝えすると、ロングライフ牛乳の賞味期限はメーカーにもよりますが、未開封の状態で2ヶ月から3ヶ月程度です。
未開封であれば2〜3ヶ月も常温保存できるため、保存飲料や災害時の備蓄だけではなく、冷蔵庫のスペースを使わなくて済むという点も嬉しいですね!
牛乳をたくさん飲むご家庭や、子どもがいて災害時にしっかりと保存食を備えておきたいご家庭にとって、ロングライフ牛乳はとっても便利な食品の1つです。
しかし開封後の賞味期限と保存方法は一般的な牛乳と同じです。
なので、開封後は冷蔵庫(10℃以下)で保管し、5日程度でなるべく早く飲みきる必要があります。
パッケージに消費期限の記載があるので購入前に必ず確認し、開封後は通常の牛乳と同じように冷蔵庫で保管して早めに飲み切りましょうね!
ロングライフ牛乳の味は牛乳と違うの?

ロングライフ牛乳の原料の生乳は、一般的な冷蔵保存の牛乳と同じものを使用しており、栄養面や成分は特に変わりありません。
しかし、味は飲む人によって様々な意見があるようです。
一番多い意見は、一般的な牛乳と比べて「クリーミーで濃厚」という意見です。
そのため、濃厚なミルク感が好きな方は一般的な牛乳よりも美味しいと感じるようです。
逆に濃厚なミルク感が苦手な方は、油っぽく感じたり、こってりした飲み口で飲みにくいと感じるかもしれませんね。
他の意見としては、
- 一般的な牛乳と特に味は変わらない
- レンジで温めると濃厚になる
- 一般的な牛乳より味気ない
など、飲む人によって様々な意見が出るようです。
一般的な牛乳と味が違うと感じる明確な理由は、はっきりとはわかりません。
しかし加熱殺菌の方法が一般的な牛乳と少し異なるので、その過程で風味が変化しているのかもしれませんね。
ちなみに私が実際飲んだ感想としては、「一般的な牛乳より少しだけ後味が濃厚で美味しい!」と感じました。
私はミルキーのような濃厚で甘みのある飲み物が好きなので、好みの味でしたよ♪
ロングライフ牛乳でミルクティーを作ると、いつもよりコクのある濃厚な仕上がりになったので、コクのあるミルクティーが好きな人は試してみてくださいね!
ロングライフ牛乳の賞味期限は?開封後の保存期間や味についても調査! まとめ
ロングライフ牛乳は、日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパやアメリカ、中国など牛乳の消費量が多い国では一般的な飲み物として普及しています。
ドイツやブラジルで販売されている牛乳の賞味期限は約6か月程だというので驚きです!
日本は牛乳の廃棄量が多く問題になっているので、ロングライフ牛乳がもっと普及するといいですよね。
ロングライフ牛乳は日本ではあまり馴染みのない飲み物ですが、長期保存や常温保存が可能でメリットが多い上に安全ということが分かりました♪
ロングライフ牛乳の価格は一般的な牛乳の価格の1.5倍〜2倍と少し割高ですが、通常の牛乳とロングライフ牛乳を上手に使い分けるのがオススメです。
ロングライフ牛乳を購入すると、
- 牛乳のストックを冷蔵庫以外の場所に保管できる
- 買い忘れなどに備えて、家に牛乳のストックを置いておける
- 災害時の備蓄食糧としておいておける
- キャンプやピクニックなど屋外のお出かけに持っていける
というメリットが沢山あるので、通常の牛乳と上手に使い分けてみてくださいね♪
最近は、イオンや業務スーパー、コストコなどの一般的なスーパーで簡単に手に入れることができます!
大量購入したい方は、インターネット通販で200ml×24本などセットでの販売も多く見かけるので、ぜひチェックしてみてくださいね♪