スーパーの乳製品コーナーには様々な種類のヨーグルトや乳酸菌飲料が並んでいますが、どれを選べば良いのか迷ってしまった経験はないでしょうか?
ヨーグルトや乳製品にはいろいろな乳酸菌の名称が書いてありますが、効果がどう違うのか分からず気になった経験、一度はありますよね。
乳酸菌飲料と聞くとヤクルトを思い浮かべがちですが、
- ヤクルトとヨーグルトって何が違うのかな?
- 便秘に効果的なのはどっちだろう?
と疑問に感じている人も少なくないですよね。
そこで今回はヤクルトとヨーグルトの違いや、乳酸菌の持つ効果の違いについてご紹介していきます!
どちらを選べばいいのか迷っている人や、乳酸菌の効果に興味がある人はぜひ参考にしてみてくださいね♪
ヤクルトとヨーグルトの違いは?

結論からお伝えすると、ヤクルトとヨーグルトの大きな違いは構成している乳酸菌の種類と含まれている乳酸菌の量です。
まず、乳酸菌の種類についてですが、以下のような違いがあります。
次に含まれている乳酸菌の量ですが、以下の通りとなっています。
- ヤクルト ⇒ 1本あたり400億
- ヨーグルト ⇒ ソフール1個あたり10億
ヨーグルトは製品によって乳酸菌の量や種類が異なりますが、同じヤクルト社のヨーグルト「ソフール」と比較すると上記のような結果になります。
ヤクルトに含まれる乳酸菌の量は、ソフールよりも40倍も多いんですね!
ヤクルト1本でソフール40個分の乳酸菌を摂取することができるので、とにかく乳酸菌を摂取したいという方はヤクルトを選んだほうがお手軽ですよね♪
しかしそこで気になるのが、”ヤクルトとヨーグルトの乳酸菌では何か違いはあるの?”ということですよね。
そんな疑問を解消すべく、次で詳しくご紹介します!
ヤクルトとヨーグルトの乳酸菌が持つ効果の違いは?

乳酸菌には、ヤクルトに含まれる「シロタ株」の他にも多くの種類があります。
さまざまな種類の乳酸菌にはそれぞれ異なる効果がありますが、共通してお腹の調子を整えてくれる整腸作用があります。
腸の中で乳酸菌の数が増えると、腸内の環境を良くして便通を改善してくれる効果があるのはご存知の人も多いですよね。
ここからは有名な乳酸菌や、近年注目されている乳酸菌のそれぞれの期待されている効果を紹介していきます!
乳酸菌 | 効果 |
---|---|
シロタ株(ヤクルト) | 腸内環境改善、免疫細胞の活性化、 アレルギー症状の緩和、癌リスク低減 |
LB81 (明治ブルガリアヨーグルト) | 腸内環境改善、便秘解消 |
植物性乳酸菌HSK201 (日本ルナときめきカフェスムージー) | 腸内環境改善、花粉症予防、マウスの皮膚炎を抑制 |
ガセリ菌SP株 (惠ガセリ菌SP株ヨーグルト) | 腸内環境改善、内臓脂肪の減少 |
ビフィズス菌BB536 株 (森永ビヒダスヨーグルト) | 腸内環境改善、インフルエンザ予防、アレルギー症状の緩和 |
LG21乳酸菌 (明治プロビオヨーグルトLG21) | 胃の中のピロリ菌の活動を抑制 |
1073R-1乳酸菌 (明治プロビオヨーグルトR-1) | 腸内環境改善、免疫細胞の活性化、リウマチ予防 |
上記のことからも、乳酸菌の種類によって得られる効果が違うことが分かります。
そのため、なんでも良いから乳酸菌をとるのではなく、得られる効果からご自身に合ったものを選ぶのがおすすめです!
ヤクルトとヨーグルトはどちらがおすすめ?

結局のところ、ヤクルトとヨーグルトのどちらを選ぶべきなのかというと、改善したい症状に合ったものを選ぶのがおすすめです!
そのため、お悩みによっておすすめの製品が異なります。
よくあるお悩みと、それにあったおすすめ製品をいくつかご紹介しますね!
乳酸菌は一度摂取すればすぐに効果が得られるというものではなく、毎日継続して摂取するなど習慣化することが大切です。
継続して摂取するとなると、値段や手軽さ、飽きずに続けられるかなどが気になりますよね。
乳酸菌以外の手軽さや価格面などを踏まえて、ヤクルトとヨーグルトのメリットをまとめました。
ヨーグルトもヤクルトもそれぞれにメリットがあるため、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
お子さんがいる場合、お菓子作りにヨーグルトを取り入れたり、職場のランチではデザートに小分けのヨーグルトが便利ですよね♪
ヤクルトは手軽に飲めるので、食が細い人やヨーグルトが好きではない人におすすめです。
もし可能であれば、ヨーグルトもヤクルトも身体に良いので併用して摂れれば1番いいですよね!
ご自身の状況にあったものを上手に取り入れて、継続して乳酸菌を摂取してみて下さいね♪
ヤクルトとヨーグルトの違いは?乳酸菌や効果の違いを徹底解説! まとめ
ヤクルトとヨーグルトの違いや、それぞれの乳酸菌が持つ効果の違いについてご紹介しました!
ヤクルトとヨーグルトは構成している乳酸菌の種類や量が異なり、その種類によって期待される効果はさまざまです。
そのため、改善したい症状にあわせてヤクルトとヨーグルトを使い分けたり、時には併用して摂取するのがおすすめです。
乳酸菌は一度摂取すればすぐに効果が得られるわけではないので、毎日継続して摂取するようにしましょう!
乳酸菌の種類によっては内臓脂肪の低下やアレルギー症状の低下といった効果もあり、様々な健康問題を抱える現代人にとってヨーグルトや乳酸菌飲料は積極的に摂りたい食品の1つですね。
じっくりスーパーの乳製品コーナーを見てみると、面白い効果の乳酸菌アイテムを見つけることが出来るかもしれません。
ご自身の改善したい症状や好み、生活スタイルなどに合った乳酸菌を選んでみて下さいね♪