電子レンジを使って蒸しパンを作るとき、固くなるのではないかと心配になることはありませんか?
また、何分間加熱すれば良いのか分からずに迷うこともありますよね。
スチーム機能付きの電子レンジを使えばその心配はないとはいえ、そうでない電子レンジではどうすればよいのでしょうか?
そんな疑問にお答えするために、
- 蒸し器の代用はレンジでできるのか
- 気になる蒸しパンや肉まんはレンジでおいしく作れるのか
といったことについてお伝えしていきます。
蒸し器がなくてレンジで代用できるか気になっているようであれば、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
蒸し器の代用にレンジを使って肉まんや蒸しパンをおいしくつくる方法

寒い時期になるとつい手に取りたくなる肉まん。
蒸し器で温めるのは少々面倒だと感じるかもしれませんが、電子レンジだとパンが硬くなってしまうのでは?という不安もありますよね。
そこで、スチーム機能がついている電子レンジと、そうでない単機能の電子レンジを使って、おいしく肉まんや蒸しパンをつくる方法をご紹介します。
スチーム機能付きの電子レンジの場合
スチーム機能がついている電子レンジは心配ご無用!
使用するのは付属のスチームカップや角皿、カセットタンクで、これらに水を入れてメニューボタンを押すだけでお手軽に肉まんや蒸しパンをおいしく作ることができます♪
さらに、カップやタンクに水を入れて加熱するだけでよく、ラップも不要なんですよ。
庫内が水蒸気で満たされ、食品を柔らかくフワフワに蒸すことができます。
スチーム機能がないレンジの場合
スチーム機能がない基本型の電子レンジでは、食品がかたくなることがあるので工夫が必要になります。
そこで、スチーム機能がない電子レンジをつかった場合のちょっとした工夫についてお伝えしますね!
湿ったペーパータオルを使用する
軽くしぼっただけの湿ったペーパータオルで食品を包んで、ふんわりとラップをかけて加熱します。
600wのレンジで30秒から1分程度が目安です。
ただし、蒸し器を使った場合でも言えることですが、時間が経つと固くなってしまうので注意が必要です。
マグカップを使用する
マグカップを利用すると、蒸し器で調理したときのような仕上がりになりますよ。
冷凍していない肉まんの場合、マグカップに少量の水を入れ、肉まんをひっくり返してマグカップの上にのせます。

ひっくり返した肉まんでフタをするイメージだよ!
その後、ラップをせずに600wの電子レンジで50秒〜1分30秒ほど加熱します。
さらにお手軽な蒸し方として、電子レンジ用の蒸し器を使用する方法があります。
電子レンジ用の蒸し器は、水を入れてフタをするだけという簡単さが嬉しいポイントです!
また、蒸しパンについては1つ1つつくるのではなく、まとめて作って切り分ける場合にシリコンスチーマーを利用するのが便利でおすすめですよ。
シリコンスチーマーの中で材料を混ぜて、電子レンジで加熱すれば完成するので、めんどうな洗い物が少なくてすむところもメリットの1つ!
スチーム機能がない電子レンジでも、ちょっとした工夫で蒸し器の代用として使うことができるんですよ♪
レンジを蒸し器の代用として使ってつくれる料理は?

レンジを蒸し器の代用として使ってつくれる料理にはどんなものがあるか気になりますよね。
蒸し器を使ってつくる料理でパッと思い浮かぶのが、茶碗蒸しではないでしょうか。
ただ、蒸し器を使って茶碗蒸しをつくると、状態を何度も確認したり、すが立たないように火加減を調整したりと手間がかかるもの…。
電子レンジの場合、低出力でゆっくりと加熱すると、滑らかで口当たりのいい食感の茶碗蒸しが完成します。

蒸し器をつかうよりも断然ラクだね!
他にもシュウマイや蒸し野菜、プリン、魚や貝の酒蒸しなども電子レンジで作ることができますよ。
蒸すことで余分な脂を落とすこともできますし、蒸し野菜なんかは素材の味が引き立っておいしく食べることができますよ♪

蒸し野菜にはポン酢をかけるとおいしいよー♪
電子レンジをうまく使えば、多くの蒸し料理はつくることができますよ。
材料を並べてチンすればカンタンにできるレシピもたくさんあるので、ぜひ試してみてくださいね!
蒸し器の代用にレンジをつかう場合のポイントと注意点

蒸し器の代用で電子レンジをつかって蒸し料理を作る場合、注意すべき三つのポイントについてお伝えしますね。
1つ目のポイントは、一度に加熱する量です。
たくさんの量を一度に加熱しようとすると、均一に熱が行きわたらない可能性があります。
そのため、少量を数回に分けて加熱することをおすすめします。
2つ目のポイントが、加熱時間は機種によって異なる可能性があるということです。
そのため、最初は時間を短めに設定して内部の状態を見ながら調整するか、取扱説明書に記載されている通りに操作するようにしましょう。
3つ目のポイントは、スチーム機能付きのレンジのメンテナンスについてです。
スチーム機能を使った後は、タンクに残った水や庫内の水滴などをていねいに掃除するようにしましょう。
水の汚損や庫内の汚れは故障の原因となる可能性があります。

せっかくのスチーム機能付きレンジが壊れたら悲しい…
そのため、電子レンジを使う場合は説明書にしっかり目を通しておくなどして、使う方を把握しておくと安心ですね!
蒸し器の代用はレンジでできる?肉まんや蒸しパンはOK? まとめ
蒸し器の代用として電子レンジをつかい、肉まんや蒸しパンなどの料理ができるのかお伝えしました。
蒸し器がなくても、ちょっとした工夫で電子レンジを蒸し器の代用として使うことができるんですよ!
さらに最近の電子レンジはスチーム機能つきのものも多く、蒸し器がなくてもおいしい蒸し料理を簡単につくって楽しむことができます。
スチーム機能が付いた電子レンジはもちろん、基本的な機能がついている電子レンジでも、キッチンペーパーやマグカップ、スチーマーを活用することで蒸し料理をつくることができますよ♪
もしご自宅に蒸し器がないという場合は、電子レンジを使っておいしい蒸し料理を作ってみてくださいね!