お菓子作りで使うことの多い無塩バターは、普段それほど使う機会がないので必要なときに手元にないことがありますよね。
お菓子を作る気満々だったのに、今から買いに行くというのも面倒ですし、手元にあるもので無塩バターの代用ができたら助かりますね。
そんなとき、多くのご家庭にあるマーガリンが重宝します!
実はマーガリンは、無塩バターの代用品として使うことができるんです♪
そこでこの記事では、無塩バターの代わりにマーガリンを代用したときの味の変化や、マーガリン以外に使える代用品についてご紹介します。
無塩バターが手元になく、代用できるものを探しているようであれば、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
無塩バターの代用にマーガリンは使える?

マーガリンは、もともとバターに代わるものとして開発された食品です。
そのため、無塩バターの代用にマーガリンを使うことは可能なんです♪
しかし、お互いに代用することができる一方で、それぞれ原材料が異なるため、食べた時の食感や風味に違いがでます。
バターは独特の香りと豊かな味わいで、料理や焼き菓子に使うことで、バターの風味がしっかりと感じられます。
一方、マーガリンはさっぱりした口当たりが特徴で、軽食やサンドイッチに適しています。
そのため、焼き菓子を作る場合にバターの代わりにマーガリンを代用すると、軽くてやさしい口当たりと風味が感じられますよ。
バターとマーガリンの違いとは?

バターとマーガリンの違いについて、それぞれの特徴を比較してみました。
バター | マーガリン | |
---|---|---|
原料 | 乳脂肪分80%以上 | 油脂含有率80%以上 |
100gあたりのカロリー | 700Kcal | 715Kcal |
形状 | 固めの質感。 形状を保ちやすい。 | 原料によって味や固さが異なる。 やわらかく、なめらか。 |
製造方法 | 牛乳からクリームを分離して撹拌し、乳脂肪を凝集させて作る。 | 食用油脂に水や食塩、乳成分、ビタミンなどを加えて混ぜ、冷やし固めて作る。 |
味 | 牛乳特有のコクがあり濃厚 | あっさりとした味わい |
値段 | 高い | 安い |
バターとマーガリンにはそれぞれ異なった特色がありますが、カロリー面で大きな差はありませんね。
バターは100グラム当たり700キロカロリー、マーガリンは715キロカロリーとなっており、マーガリンの方が若干カロリーが高い食品ですね。
ただし、低カロリーのマーガリンもあるので、場合によってはマーガリンの方がカロリーが低いということもありますよ。
最近では、バターとマーガリンの良いところを組み合わせた「バター入りマーガリン」も店頭で見かけるようになりました。
バターよりもマーガリンの方が手頃な価格で購入できることが多いので、できるだけ費用を抑えたい場合はバター入りマーガリンを利用してみるのもオススメですよ♪
無塩バターの代用で使えるマーガリン以外の食品は?

無塩バターの代わりとなる食品は、マーガリン以外にも実はまだあります♪
マーガリンが手元にない場合、これからご紹介するものも試してみてくださいね!
マヨネーズ
無塩バターの代用で使える1つ目の食品がマヨネーズです。
クッキー作りで使うバターの代用にマヨネーズを使っても、独特な香りや味は気にならずに美味しく仕上がるんですよ!
マヨネーズが苦手な場合でも、この使い方なら満足できるはずですよ♪
オリーブオイル
無塩バターの代用で使える2つ目の食品が、オリーブオイルです。
特にエクストラバージンオリーブオイルはオレイン酸が豊富で、健康を意識する方にはぴったりです。
ラード
無塩バターの代用で使える3つ目の食品が、ラードです。
ラードを使用すると、お菓子がサクッとした食感に仕上がりますよ♪
ただし、重くなりすぎないように量を調節するのが、おいしく作るためのちょっとしたコツです。
ココナッツオイル
無塩バターの代用で使える4つ目の食品が、ココナッツオイルになります。
ココナッツオイルを用いる場合、生地が緩くなりやすいので注意が必要です。
ケーキ用マーガリン
無塩バターの代用で使える5つ目の食品に、ケーキ用マーガリンがあります。
ケーキ用マーガリンを使うと少し味が変わるかもしれませんが、上にに使えば良い代用品になりますよ♪
上記でご紹介した通り、無塩バターの代わりとなる食品はマーガリン以外にも色々とあります。
お菓子作りが得意な方でも、これから始める方でも手軽に代用できるので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
有塩バターを無塩バターに変える驚きの方法

手元に有塩バターがある場合、それを無塩バターに変えるとっても便利でカンタンな方法があるんですよ。
有塩バターをお菓子作りに使うことももちろんできますが、塩が含まれているので完成したときの味に影響を与えてしまうことがあります。
そのため、有塩バターを無塩バターに変えることができたら助かりますよね♪
有塩バターを無塩バターに変える具体的な方法は以下の通りです。
- 有塩バターを湯煎して、完全に溶かす。
- 溶けたら一旦ラップをして、冷蔵庫でし固まるまでしっかりと冷ます。
- 塩分とバターが分離して塩水が底に溜まるので、スプーンで取り除く。
- 冷たい水でバターについた塩を洗い流せば無塩バターの完成!
有塩バターから無塩バターを作る際のポイントは、バターをしっかり溶かすことです。
そのため、有塩バターを湯煎する際は溶け残りがないように注意してくださいね!
無塩バターはマーガリンで代用できる?マヨネーズやオリーブオイルは? まとめ
無塩バターはマーガリンで代用できるのか、また他に代用可能な食品についてもお伝えしました。
完成時の味は無塩バターを使った場合と少し異なりますが、手元にないときにマーガリンは優れた代用品になります。
バターは豊かな風味と濃厚さが特徴的なのに対し、マーガリンは軽くあっさりとした風味と口当たりになりますよ。
もし手元にマーガリンがなくても、冷蔵庫にある他の食品で代用することもできます。
さらに手元にあるものが有塩バターだけなら、ご紹介した方法で無塩バターに変えてお菓子作りに挑戦してみてくださいね!
この記事が、無塩バターが手元になくて困っているあなたの参考になれば幸いです♪